京大目指せる、難解な英文和訳の解き方

英語

こんにちは!
京大理系卒のまみです。

 

 

今回の記事では、

「京大目指せる難解な英文和訳の解き方」

について解説していきます☆

 

 

長文読解で必要な力というと、

・英文を正確に読む力
・英文を速く読む力
・選択式問題を解く力

などいろんな力があるのですが、
今回は、和訳にスポットを当てます。

 

 

和訳の仕方を正しく理解することで、
英文読解の力も鍛えられます。

長文がスラスラ読めるようになりますね!

 

 

今回は、簡単な和訳問題というよりは、
京大の入試を視野に入れた上での、

難関大学の入試で問われるレベルの
和訳の解き方の話になりますね!

 

 

ハイレベルな和訳問題を解くためには、

・単語を推測する力

・難解な文構造の読み解く力

こうした力が非常に大切になります。

 


それぞれを詳しく見ていきたいと思います。

 

ぜひぜひ、

「あ、それ納得できる!!!」

と思える部分を参考にしつつ、
今後の英語の勉強に活かして下さい♪

 

 

では、早速入って行きましょう。

 

正しく和訳するために守るべきルール

 

和訳問題では、高得点を取るために、
守ってほしいルールがあります。

 

それを先にあげますと、

①本文全体の流れを意識する

②文構造を正確に読み解く

③直訳を意識しつつ、自然な日本語にする

④知らない単語は推測すべし

 

大きく、この5つになります。

 

では、順に話して行きますね。

 

本文全体の流れを意識する

 

まず1つ目です。

 

長文の中で、どこかに下線部が引かれていて、
「この部分を訳しなさい」とあったとき、

 

いきなりその箇所だけを

見て訳さないこと

が大事です!!

 

 

まずは、

この長文は、全体として

何を言おうとしているのか?

↑これについてしっかり理解をした上で、
本文の流れに沿って和訳をする必要があります。

 

 

例えば、1つの英単語が複数の意味を
持つような場合がありますよね。

 

そんな場合は、
全体の流れを抑えていることで、
最も相応しい和訳ができるのです。

 

 

また後ほど詳しく話して行きますが、


意味を知らない単語があったときに、
全体の流れや文脈を読み取った上で、
単語の意味を推測することができます。

 

 

例えば、よく分からない単語をみて、

・それがプラスの意味なのか?
・マイナスの意味なのか?

こういう予想ができるようになります。

 

 

また、「it」などの指示語に対して、
それの意味がわかるようにもなります。

 

 

とにもかくにも、
いきなり和訳をするのではなく、
まずは長文全体の流れを把握しましょう。

 

 

具体的に何回長文を読むのか?は、
試験の形式と制限時間によります。

 

 

私は、2014年に京大を受験したのですが、
当時は、長文はすべて和訳でした。

 

 

制限時間に余裕のある問題だったので、
1題につき2~3回ほど読んでいましたね。

 

 

非常に難解な長文ですので、
2回以上読むことでやっと、
本文の流れが掴めていました。

 

 

「正確に〇回読みましょう!」とかは、
問題形式や読むスピードによって変わりますが、

 

1~2回は、全体を通して
読むようにしていきましょう。

 

文構造を正確に読み解く

 

次に、2つ目です。

 

ここからは、具体的な和訳の仕方の
内容に入っていきますね。

 

「文構造の正確さ」は、超絶大事です。

 

和訳するべき箇所を見たときに、

 

なんとなくこの文章の意味が分かるかも~

↑この状態ではまだまだ駄目なのです!

 

 

一文一文を正確に読み解く

ようにしましょう!!

→これがウルトラ大事になります!

 

ここを間違えると0点になりかねません~(泣)

 

気をつけてほしい文法の例としては、

・while節
・that節
・関係代名詞
・倒置
・省略
・強調

などがありますね!

 

例えば、関係代名詞については、
省略できる場合と省略できない場合が
あったと思うのです。

 

そうした、一つ一つの文法を
間違えないことが必須です。

 

 

学校の授業では、文法の参考書を通じて、
文法の勉強をしてきたと思うのですが、
そこで得た知識をフル稼働していきましょう。

 

 

It is that~.の中の文章が複雑だったり、
1文が2,3行になっていたりなど、
かなり複雑な文構造になっている場合に、

 

 

難しくても「焦らず!」、

一つ一つ、SVOCを付けたり、
「()」や「/」をつけたりしながら、

正確に読み解くようにしてください!!

 

これについては、慣れないうちは、
かなり多くの訓練が必要になります。

 

私もいきなりできたわけではないです。

 

 

和訳の問題を解いてみて、
文構造がよく分からなかったな~
と思った場合には、

解説を納得できるまで読み込みましょう。

 

 

「なぜこのような訳し方になるのか?」
を理解できたら、今後の勉強へと
活かす方法をぜひ考えてみましょう。

 

 

そして、この時、

知らなかった文法事項に気づいたら、

文法の参考書の復習をしましょう。

 

 

この時は、めちゃくちゃ効率良く
文法の知識を定着できるのです!

 

 

実際に実践で和訳の練習をしながら、
「この文法ってこうやって使うのか!」
と腑に落ちることは本当に多いです。

 

「実践→基礎知識の復習」という
流れもぜひ意識してください^^

 

直訳を意識しつつ、自然な日本語にする

 

次に3つ目ですね。

 

文構造を掴めた後は、
実際に日本語に直していきます。

 

日本語に直すときは、

「直訳を意識しつつ、
自然な日本語に直すこと」

これがとっても大事です。

 

すぐにできるようになるものではなく、
習得するのはとても難しいことです。

 

 

でも、難しいけど、
本当に大切なことなのです。

 

英文の意味はなんとなくわかっても、
それを日本語に訳すときになると、
苦労することは本当に多いです。

 

和訳でできるだけ点数を稼ぐために、

「ぎこちない日本語にしないこと!」

これは本当に大切にされてください。

 

京大の入試問題を解くに当たっては、
これは非常に意識していましたね。

 

ただしですね、、、、だからといって、

使い慣れた日本語や分かりやすい日本語に
直せばそれで良いわけではない!!!

なのです。

 

使い慣れた日本語や、
わかりやすい日本語に直せば、
それで良いわけではないのです。

 

言いたい内容は正しいとしても、

問題が「和訳しなさい」である以上、
文構造から離れた訳をしてはいけません。

 

本来の構文の型を破ってしまった場合、
大幅な減点対象となってしまいます。

 

ですので、
ただ綺麗な日本語にすればいい!
というわけでもないんです(泣)

 

・直訳の意識をもちつつ
・自然な日本語にすること

 

普段の長文読解の際に、
この意識を持つことができれば、
和訳の力は着実についてくるのです。

 

ぜひぜひ訓練していきましょう。

 

後ほど過去問も例にしていくのですが、
和訳で気をつけてほしい一例を出します。

 

それは、名詞の訳にこだわらないことです。

例えばなのですが、
「the extensive use of A」
の訳をするとしましょう。

 

この時に、「Aの広範囲な使用」
と訳してしまうことが多いです。

 

ですが、普段の日本語の会話で、
「広範囲な使用」というような言い方を
することはほとんど無いと思うのです。

 

では、どうすれば自然な日本語に
なるのか?と考えてみますと、

「Aを広範囲に使用すること」

にすると綺麗な和訳になりますね。

 

名詞をそのまま訳して変なときは、
「~すること」と訳してみてください☆

 

そうすると、綺麗になることが多いですね。

 

こうしたポイントを
一つ一つ抑えていくことが大事です。

 

知らない単語は推測すべし

 

京大のような難関大学の英文では、
必ずといえるほど、
知らない単語が出てきます。

 

知らない単語が出てきた場合でも、
できるだけ失点しない対策が必要です。

 

本文の文章を踏まえた上で、
「この単語ってどんな意味かな?」
と考えていく必要があるのです。

 

推測するときのポイントなのですが、
単語のツクリに注目しましょう

 

例えばなのですが、「abuse」という
単語の意味がわからないとしましょう。

 

この時、「ab+use」にわけてみます。
「use」は、「使う」かな?と予想します。

 

そしたら「ab」って何?と考えると、

・abnormal:「異常な」

という単語を知っていれば、

 

ab+normalで、useは「普通」だから、
「外れる」みたいな意味なのかな?
と予想します。

 

そうすると、abnormalについて、

「外れる」+「使い方」=「悪用する」!

という日本語訳を予想してほしいのです。

 

単語を分解してもよくわからない場合は、
本文の流れから予想するしかないですが、

 

知らない単語については、
まずはツクリに分けてみることで、

 

本来の意味にかなり近い意味を
かける場合も多いのです。

 

そして、推測した単語の意味が、
本文の流れに合っていればOKです!

 

他にもう一つ例を挙げるとすると、

「reassure~」という単語があった場合、
「re」は「recycle」に入っているから、

「再び、何度も」とかかな?
と、予想することができます。

 

「assure」の部分については、
「sure」って「真実」みたいな意味だから、

 

「何度も」+「真実」させる
→安心させる!

という感じになりますね。

 

ただ、これはあくまでも推測なので、
本当の意味と少しズレる可能性はあります。

 

ですが、単語に込められた意味を含めることで、
本来の意味に格段に近づく可能性が上がります。

 

 

普段の長文読解の勉強をするときも、

知らない単語がでてきたときには、
すぐにその意味を調べる前に、
できるだけ推測するようにしましょう。

 

知らない単語が出てきた時は、

・プラス・マイナスどちらの意味か
・この単語のジャンルは何か?
→スポーツ名・人・動物など。
・つづりから予想できないか?

こうして予想をしていきます。

 

知らない単語は出てきて当然なので、
知らない単語に出会っても焦らず、
高得点を取れるように訓練しましょう!

 

ただ、あまりに知らない単語が多く、
長文が読めない状態である場合は、
単語力がまだまだ不足していると言えます。

 

ですので、日頃使っている単語帳を、
もう一度覚え直すようにしましょう\(^^)/

 

また、長文問題で出てきた単語を、
ノートにメモするのもおすすめです。

 

知っている単語が増えれば増えるほど、
長文をより正確に読めるようになるので、
最低限知っておくべき単語は覚えていきましょう。

 

例題:京大2009年の過去問より

 

次に、上記のルールを意識した上で、
実際の問題の例を見ていきましょう。

 

2019年の京大の過去問を引用しますね。

 

「Thus the familiar paper clip has long been widely admired by architects and designers for being a graceful loop-within-a-loop spring that silently does its jobs.」

 

本来は、まずは全体を一通り読んでから、
和訳箇所の読み込みになるのですが、

 

そちらの説明までは厳しいので、
今回は、和訳箇所だけをみていきます。

 

まずは、文構造を正確に把握していきましょう。

 

「/」を引いたり、「( )」をつけたり、
SVOCをつけたりして見やすくしましょう。

 

「Thus/ the familiar paper clip/ has long been widely admired /by architects and designers/ for being a graceful loop-within-a-loop spring (that silently does its jobs).」

 

私は、こんな感じで印をつけました^^

 

では、文構造を読み解いていきましょう。

 

全体をざっと眺めてみると、


「admire A for B:AのBを賞賛する」
を使うのかな~と考えられます。

 

「the familiar paper clip(主語)」は、
「architectsとdesigners」に、
「~であること(for -ingの中身)」について、
広く賞賛されていたんだな~

 

という文構造を捉えることができました。
(時間をかけてでも正確な構文を取りましょう)

 

これができたら、次は日本語訳です。

 

日本語訳が難しそうな部分については、

・loop-within-a-loop
・silently does its jobs

とかになりますね。

 

・loop-within-a-loop については、
「輪の中に輪がある」ので、
→「二重」がふさわしそうですね。

 

次に、
・silently does its jobですが、
silentlyは、「黙って」という意味なので、

「何も言わずに仕事をする」
「黙々と仕事をする」

という和訳をかけそうですね。

 

こんな感じで、全体の意味が
わかるようになってきました。

 

ではでは、一文を訳していきましょう。
まずは、こんな感じの和訳がかけそうです。

 

「このように、おなじみの紙クリップは、黙々と仕事をする、優美な二重のバネであることについて、建築家やデザイナーによって、長年の間広く賞賛されてきた」

 

こんな感じの日本語がかければ、
だいたいの意味は伝わりますね。

 

ある程度の点数はもらえるはずです。

 

ただし、
「優美な二重のバネであるということが理由となって」
など、

まだぎこちない和訳の箇所が残るので、
より自然な和訳へと近づけていきましょう。

 

ここからどこまで質の高い和訳をできるかで、
合否が大きく分かれてくるのです!!

 

「このように、おなじみの紙クリップは、黙々と仕事をする上品な二重バネであるために、建築家やデザイナーから長期間に渡り、広く賞賛されてきたのである。」

 

こんな訳が一例としてかけるのかなと!

 

文構造を外れないようにしつつ、
できるだけ自然な和訳にしましょう。

 

どんな解答が満点になるの~?

と気になると思うのですが、
満点の解答は正直分かりません。

 

大学側が出している正解はないので、
満点の答えを入手することはできません。

 

ですので、自分でできるだけ考え抜いて、
模範解答や解説を参考にしながら、

「ベストな和訳を作る!」
意識が大切になりますね。

 

ちなみに、志望校の過去問を解いた際には、
青本を参考にすると良いかなと思います。

 

青本は、駿台の先生が作成していますので、
かなり正解に近い解答かなと
個人的にも信じております^^

 

最終的には、過去問で和訳の訓練をしますが、
日頃の難しめの英語長文を読むときにも、
今回のルールを意識してみてくださいね!

 

私はこの訓練の繰り返しをしていく中で、
京大英語で6割取れていました。

 

二次試験の受験で合格点をクリアできるように、
ぜひぜひ質の高い和訳をしていきましょう!

 

和訳用の問題集を活用する

基本的には、長文演習や過去問の中で、
和訳問題が出てきた時に練習しますが、

・入試英語で和訳問題が多いので、
・和訳をいっぱい練習したい~!

という人もいると思います。

 

そういう場合は、和訳専用の問題集を
使って練習すると良いと思いますね。

 

ちなみに私が高校生の時は、

「大学受験のための英文熟考」という
本で和訳の練習をしていましたね。

 

1題1題の和訳問題に対して、
かなり細かい解説が付いているので、
私はすごく使いやすかったですね。

 

本屋さんに立ち寄った時にでも、
「ちょいムズで使いやすそう」
な和訳の問題集を選んでみて、

 

それで練習するのも良いですね!

 

この場合、長文全体の流れとか、
推測とかの練習はしにくくはなりますが、
文構造を正確に捉える力が付いてきます!

 

和訳が苦手な場合とか、
和訳をもっと強化したい場合は、
和訳の問題集も使って特訓しましょう。

 

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まみ
京大農学部出身、京都に住む25歳OL。 SNSやブログ、メルマガを通して、効果的な勉強法やモチベーションの上げ方を受験生に配信中。動物が大好き。

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